2012年8月28日火曜日

姫路市防災訓練 予行演習

9月1日(土)の「防災の日」に行われる姫路市総合防災訓練の 予行演習 に行って来ました。

今年は大塩町の「近大姫路大学グラウンド」で、東南海・南海地震の発生を想定し、消防・警察・自衛隊等による連携訓練や、自主防災会による炊き出し、応急救護訓練など地域の「自助力・共助力」を強化する実践的な訓練が行われます。

参加機関は、近隣の地区連合自主防災会6地区(妻鹿、白浜、八木、糸引、的形、大塩)をはじめ、60機関 1,500人、ヘリコプター2機、車両60台が予定されています。

糸引分団を含む飾磨消防団の6分団は、訓練の最後でポンプ車からの放水を担当します。


【本番の要領】 (各分団、分団長を含む4名で操作します。 吸管補助員は大塩分団員が担当

① まず指定位置にポンプ車を部署させます。下車時に「PTOスイッチ」を「ON」させること!


② 捜査開始で機関員は吸管補助員(大塩分団員)と吸管を伸ばし、水槽に付け、吸水操作を行います。


③ 残りの2名でドレンジャーを運び、指定位置にセット。(下の写真は1人で運んでいますが、本番は2人で運びます。)


④ その後、直ちに分岐金具と65mmホースをポンプ車に取りに帰り、1人は分岐金具をドレンジャーにセット、もう一人はホースを展張してポンプ車と分岐金具にジョイントします。 この時、分岐金具のレバーが「閉」になっているか確認!


⑤ 分岐金具担当は機関員に「放水開始」を合図。 水が来た時点で小隊長(分団長)に「準備完了」の合図を行う。 ホース運搬者はドレンジャー後方で待機。 


⑥ 小隊長(分団長)の「放水開始」の合図で分岐金具の方向を開け、放水開始。


⑦ ホース運搬員は、「第一線放水開始」の合図で、ポンプ車にとって返し、筒先を背負い、50mmホースを展張してポンプ車にジョイント。 前方ドレンジャー右側に位置し、筒先をジョイント後、機関員に「放水開始」を合図。 この時、筒先バルブが「閉」になっていることを確認すること!


⑧ 小隊長(分団長)の「第二線放水始め」の合図で、放水開始。 この時の姿勢は直立で、80°前方放水(ほぼ直上放水)。



⑨ 「放水止め」の合図で、分岐金具、筒先を閉じ、整列します。 撤収はしません!


以上です。 本番に参加される分団員の皆さん、ビショビショになってしまうと思いますが、頑張って下さい!(*^^)v


2012年8月12日日曜日

すっごい操法! (@_@;)

すごい操法の映像を見つけましたので紹介します。

第31回長崎県消防操法大会の優勝チーム、壱岐市消防団の演技です。


長崎県は坂が多いので、二重巻きホースではなく、島田折り という巻き方が一般的なんだそうで、操法大会もこの巻き方で実施されていました。

第一線:45.85秒(基準:55秒)、第二線:56.08秒(基準:65秒)。 

無茶苦茶速いです!( ゚Д゚)ヒョエー。 しかも一直線!(^O^)/  二重巻きホースでは考えられません。

ホースを結合しながら陸場のリレーのバトンを渡すかのように走っています。

すごいっ !! (*_*;

 この『島田折り』ホースについては、また記事にしたいと思います。

2012年8月8日水曜日

自主防災組織についての打合せ

7/30(月) 東山公民館において、自治会役員、民生委員、老人会、婦人会、子ども会、消防団の各代表が集まり、自主防災組織に関する打合せが行われました。 消防団からは4名が出席しました。

近年全国的に局地的な激しい雨により、短時間で冠水する事例が頻発しています。 東山地区も昔から水害が多く、今年に入ってからも2度の冠水に見舞われています。

冒頭、自治会長の挨拶の中で、このような有事に対応するべく自主防災組織の見直しを図る旨の説明がありました。 どうも姫路市からの要請もあるようです。


各団体からいろいろな意見が出されました。

人の問題、個人情報の問題、災害弱者の問題、冠水による八方塞がりの問題、安否確認の仕方、避難所へ避難するのか垂直避難か、避難訓練のあり方 ・・・ などなど、一筋縄では行きません。

防災組織を見直すことは大事なことですが、単に責任者や運営要領、マニュアルを決めただけ、形だけの自主防災組織にならないように、いざというときに機能するような具体的なやり方や方法論を消防団としても考えていきたいと思います。

また、普段から各個人に防災意識を持ってもらうような取り組みについても、再考する必要があると考えます