消防団の大きなイベントの一つが終了しました。
この時期に消防で集まると、話題は操法のこと。
「緊張しとったなぁ…」、「歩数が合わんかった…」、「動作は揃っとったで…」、「タイムはよかったでぇ…」、「真っ直ぐ伸びてなかったなぁ…」、「ヤリ残した感が…」 などなど、“操法談議” に花が咲きます。
でも、残念ながら、審査結果の詳細が公表されていないので、審査についての疑問や誤解があり、疑心暗鬼になっている団員も少なくありません。
操法の審査は、『
消防操法審査要領』 に基づいて実施され、各隊員の行動審査についても、
審査項目、
減点項目、
減点点数 が事細かに規定されているようですが、各分団にその情報は開示されていません。
減点項目に何があるのかも、当日どの項目に対して何点減点されたのかも判らないので、細かな反省が出来ず、要領(技術)の蓄積も出来ないまま、気付けば次の大会が巡ってくるといった状態です。(´_`。)グスン
これっておかしくないですか?
開会式で審判長さんが 『審査の結果について、一切の異議申し立ては受け付けません』 と仰有っていましたが、“異議” を唱えたいのではなく、どういう項目がどのように評価されたのか、練習でやってきたことが正しかったのか、間違っていたのかを知りたいだけなんです。
学校の試験でも必ず答え合わせがあります。間違ったところを見直して、次は間違わないように復習する。それで学力が向上していくものだと考えます。
今のままでは、敗れた分団の技術は向上しませんし、やる気も失せてしまうのではないでしょうか。
もっとオープンにして透明性を持たせないと不信感が募るだけです。また、教えて頂く消防職員によっても言われることがマチマチで、統一されていないのも問題です。
次回は4年後、今回の反省も曖昧なまま、出場選手も入れ替わり、何が正解で、何が間違いなのかも判らないまま、また手探りの練習をしているのかと思うとゾッとします。・・・(゚_゚i)タラー・・・
今後、操法大会が、各分団の団結、個々の技術の向上につながるイベントになるよう、主催者側も再考して頂けることを期待します。