2012年6月30日土曜日

糸引校区の風水害対策情報③ ~土砂災害~


『地域の風水害対策情報』 の糸引校区版。

第3回目は 『土砂災害』 です。

糸引校区は北に仁寿山、小富士山(麻生山)を眺め、東西も小高い山に囲まれた地域となっており、下記ハザードマップでも判るように、土砂災害の危険も指摘されています。

 ■ 土砂災害警戒区域  ― 山腹崩壊危険区域  ➔ 土石流危険渓流


◆ 奥山地区

◆ 兼田北原地区

◆ 東山地区

気を付けないといけないのは、土砂災害は大雨とセットだということです。 上記マップでは危険箇所を判りやすくするため浸水想定区域を除外していますが、実際は下記↓のような想定となります。


台風情報や、地元気象台が発表する 警報、注意報、気象情報 および 土砂災害情報 に注意して、早め早めの防災対策、避難行動をお願い致します。m(_ _)m


2012年6月23日土曜日

糸引校区の風水害対策情報② ~降雨量毎の・・・~

『地域の風水害対策情報』 の糸引校区版。

2回目は、降雨量毎の浸水想定区域図 です。
【想定】 
◆ 対象河川 : 市川
◆ 雨量条件 : 昭和39年8月洪水の降雨波形の引き縮めにより降雨を作成
◆ 連続降雨 : 110, 120, 140, 160, 180, 210(mm)
◆ 備考 : 河川沿いの水路などからの氾濫については考慮しておりません。
※ 下記画像を連続でクリックして下さい。降雨毎の浸水の様子がよく判ります。
連続降雨: 110mm

 連続降雨: 120mm

 連続降雨: 140mm

 連続降雨: 160mm

 連続降雨: 180mm

 連続降雨: 210mm

兼田地区の浸水想定が目立ちますが、過去の浸水実績図 でも判るように、東山地区、特に川東、柿東地区では連続した雨には注意が必要です。


自主避難の目安雨の強さと降り方については、下記を参照して下さい。



◎ 自主避難の目安

① 連続雨量が 100mm を超え、かつ 時間雨量が 30mm を超えたとき。

② 連続雨量が 150mm を超え、かつ 時間雨量が 20mm を超えたとき。

③ 連続雨量が 200mm を超え、かつ 時間雨量が 10mm を超えたとき。

◎ 雨の強さと降り方


台風情報 や、地元気象台 が発表する 警報、注意報、気象情報 および 土砂災害情報 に注意して、早め早めの防災対策、避難行動をお願い致します。m(_ _)m


2012年6月17日日曜日

糸引校区の風水害対策情報① ~洪水~

『地域の風水害対策情報』 の糸引校区版。

第1回目は 洪水 です。

『浸水想定区域図』 として紹介されているのは、既に発行されている ハザードマップ と同じもので、糸引校区では市川と八家川が氾濫した場合のシミュレーションとなっています。(↓下記画像をクリックして下さい)

実はこのマップ、概ね100年に1回程度起こる大雨が降ったことにより各河川が氾濫した場合 を想定しているのですが、東山地区(川東、柿東)は、台風だけでなく、ちょっとした集中豪雨でも潮の加減で冠水、床下浸水になることも少なくないので、実質、数年に1回程度の想定と考えたほうが良さそうです。

消防団員はどの地区のどの辺りに被害が出やすいのか、ある程度把握できているのですが、町民の皆さんは、当事者にならないと判らないと思います。

昨年9月の台風12号の時は、糸引地区にも避難勧告が発令され、市川に近い兼田地区では小学校や公民館に避難した方もあり、多くの家屋が床上、床下浸水になるなどの被害に遭いました。

この時に市の職員と自治会役員が、床上・床下浸水の調査を実施し、その調査を基に 平成23年台風12号 浸水実績図 が作成され、公開されています。(↓下記画像をクリックして下さい)

<<糸引校区>>

<<東山地区>>

<<兼田地区>>

この図は、罹災調査(床上、床下浸水)がベースとなっているので、実際の浸水状況とは異なっている箇所(兼田地区)もあるかと思われますが、家屋の被害状況はよく判ります。

土嚢の準備、避難経路の確認、自家用車の移動など、事前準備の参考になると思います。

6月17日現在、台風4号が勢力を強めながら北上しています。 今後の台風情報や、地元気象台が発表する 警報、注意報、気象情報 および 土砂災害情報 に注意して、早め早めの防災対策、避難行動をお願い致します。m(_ _)m

2012年6月16日土曜日

地域の風水害対策情報

兵庫県のホームページ に防災情報として公開されている 『地域の風水害対策情報』 をご紹介します。

このページでは、兵庫県民の防災意識の向上を図り、災害時により的確に行動できることを目指して、 洪水土砂災害津波高潮ため池災害 による危険度(浸水想定区域、危険箇所など)や避難に必要な情報を お住まいの地域ごとに見ることができます

住所を入力して検索するだけです。 ↓(^^)v


姫路市危機管理室 によると、今後は、広報ひめじ等で 『地域の風水害対策情報』 を紹介したり、町内版防災マップへ反映していくそうです。


例年梅雨入りから台風シーズンにかけて、洪水や土砂崩れなどの災害が発生しやすくなります。

当ブログでも 糸引校区 に着目した情報を順次記事にしたいと思います。



2012年6月9日土曜日

ひめじ防災ネットのご案内

ホームページ でも紹介している 『ひめじ防災ネット』 の案内が町内回覧板で回ってきました。

『ひめじ防災ネット』 は、兵庫県が運営する携帯電話のメール機能やホームページ機能を利用したシステムで、災害発生時等の緊急時に緊急情報や避難情報などをいち早く伝えてくれます。

◆ 提供される情報

◯ 気象警報(大雨、洪水 など)◯ 土砂災害警報情報 ◯ 津波警報・津波注意報  

◯ 地震情報(県内震度4以上)◯ 河川洪水情報 ◯ 風水害の避難勧告・避難指示情報 

◯ 姫路市からのお知らせ


◆ 登録方法

himeji@bosai.net あてに空メールを送信して下さい。

登録は無料ですので、登録されてみてはいかがでしょうか。(ウェブ接続料、メール受信料は別途必要です)

ひめじ防災ネット ホームページ ⇒ http://bosai.net/himeji/



2012年6月2日土曜日

ポンプ車操法を終えて

消防団の大きなイベントの一つが終了しました。

この時期に消防で集まると、話題は操法のこと。

「緊張しとったなぁ…」、「歩数が合わんかった…」、「動作は揃っとったで…」、「タイムはよかったでぇ…」、「真っ直ぐ伸びてなかったなぁ…」、「ヤリ残した感が…」 などなど、“操法談議” に花が咲きます。

でも、残念ながら、審査結果の詳細が公表されていないので、審査についての疑問や誤解があり、疑心暗鬼になっている団員も少なくありません。


操法の審査は、『消防操法審査要領』 に基づいて実施され、各隊員の行動審査についても、審査項目減点項目減点点数 が事細かに規定されているようですが、各分団にその情報は開示されていません。

減点項目に何があるのかも、当日どの項目に対して何点減点されたのかも判らないので、細かな反省が出来ず、要領(技術)の蓄積も出来ないまま、気付けば次の大会が巡ってくるといった状態です。(´_`。)グスン

これっておかしくないですか?

開会式で審判長さんが 『審査の結果について、一切の異議申し立ては受け付けません』 と仰有っていましたが、“異議” を唱えたいのではなく、どういう項目がどのように評価されたのか、練習でやってきたことが正しかったのか、間違っていたのかを知りたいだけなんです。

学校の試験でも必ず答え合わせがあります。間違ったところを見直して、次は間違わないように復習する。それで学力が向上していくものだと考えます。

今のままでは、敗れた分団の技術は向上しませんし、やる気も失せてしまうのではないでしょうか。

もっとオープンにして透明性を持たせないと不信感が募るだけです。また、教えて頂く消防職員によっても言われることがマチマチで、統一されていないのも問題です。

次回は4年後、今回の反省も曖昧なまま、出場選手も入れ替わり、何が正解で、何が間違いなのかも判らないまま、また手探りの練習をしているのかと思うとゾッとします。・・・(゚_゚i)タラー・・・

今後、操法大会が、各分団の団結、個々の技術の向上につながるイベントになるよう、主催者側も再考して頂けることを期待します。