2013年12月31日火曜日

子供会夜警 2013

糸引分団恒例行事となりました6年生を対象にした夜警の様子です。

奥山支部(28日)

兼田支部(29日)



東山支部(30日)



参加して頂いた6年生の皆さん、いい思い出になりましたか?

保護者の皆さんも寒い中ありがとうございました。m(_ _)m

2013年11月3日日曜日

秋の火災予防週間 2013

今年も11月9日(土曜日)~11月15日(金曜日)まで、秋の火災予防運動が実施されます。

この火災予防運動は、火災が発生しやすくなる季節を迎えるにあたり、市民の皆さんの火災予防意識を高めて頂くことにより、火災の発生を未然に防ぎ、火災から尊い生命と貴重な財産を守ることを目的に行われます。

住宅の出火原因では、たばこの火の不始末やガステーブル等の調理器具によるものが多くなっています。これからの季節は暖房器具を使用し始めたり、空気が乾燥して火災が発生しやすくなってきます。

また、家のまわりに燃えやすいものを置かないなど、一人ひとりが火災をださないという意識を持ちましょう。


2013年度 全国統一防火標語

『消すまでは 心の警報 ONのまま』

期間中、糸引分団では夜間にポンプ車による巡回広報及び警戒を行います。


2013年9月1日日曜日

東山自主防災会 防災訓練

大雨、台風、高潮などによる市川、八家川増水による氾濫を想定した避難情報の伝達訓練を実施しました。


8時30分、東山全域に町内放送とサイレンを鳴らし、消防車による巡回を開始。 また、近年の浸水被害状況を基に、実際に床下浸水したお宅、一人暮らしのお宅を中心に戸別訪問し、早め早めの自主避難(避難所 or 垂直避難)を呼びかけました。

今回の訓練は、8月30日から「特別警報 ⇒ 」の運用が始まり、市区町村が住民に対して注意喚起が義務付けられたこともあって、そのための情報伝達訓練でもありました。

しかし、・・・

実際に浸水被害が予測された状況で、今回のような口頭による情報伝達が出来るのか疑問です。 近年の東山地区の冠水状況をみると、潮の加減にもよりますが、ちょっとした集中豪雨でも床下浸水となるお宅も多く、その時点で町役員さんも消防団も排水ポンプの運転や交通規制などに追われ、戸別訪問している余裕はなくなってしまうからです。


訓練終了後、参加した消防団メンバーで反省会を行いました。

1) 実際に災害が発生した時には、残念ながら今回のようなことは出来ない。

2) 町内放送やサイレン、消防車の巡回放送も風向きによって聞こえない場合があり、窓や雨戸が閉じられている状況では言わずもがな。町民全てに情報を伝達するのは不可能!


3)  地震、水害、土砂災害、津波など災害の種類や規模、発生時刻など考えると、形式張った対策、対応では救える命も救えない。



では、どうするのか? 消防団の意見として、

※1 隣保単位で共助(「近助(きんじょ)」)を!

近所(隣保)であれば、ある程度の家族構成や状況も判っている場合が多いので、声掛けもしやすいし、災害の種類に関係なく、情報を入手しにくいお年寄りに対しても、早い段階で情報を共有できるのではないか。 しかし、実施するには、町民の意識改革と仕組み作りが必要。 

※2「災害発生、即避難」で良いの?

大津波やがけ崩れなど、二次災害の恐れがある場合は、即避難で構わないが、安全が確認出来れば、避難ではなく、ご近所(隣保)での声掛け、場合によっては、倒壊した家からの救助にあたることが望まれる。

※3 祭典委員会との協力は出来ないのか?

緊急時に一番必要なのは、“マンパワー” 。 隣保単位での「近助」だけではなく、ここ東山には素晴らしい「地域コミュニティ」が存在する。それは “祭り” で築き上げられた「強い絆」。 祭典委員会、各種団体に理解を得て、地域防災にも参加・協力頂けないか働きかけてはどうか。

※4 情報は自分から取りにいく!

「放送が聞こえない」,「サイレンが聞こえない」などの苦情が多いのも現状だが、テレビ、ラジオ、携帯メール、インターネットなど、昔に比べると情報は比較的入手しやすい。行政の情報を待つのではなく、自分で取りにいくことが重要だし、それを理解して頂く手立ても必要! 問題はお年寄りだが、前述の隣保単位の近助で解決できるのでは…

※5 八家川の堤防が…

堤防が出来てからどれ位経つのか判らないが、相当老朽化が進んでいる。堤防のあちこちで小さな水漏れが起こっており、増水時に倒れないとは言えない状況。町委員は知っているのか? 八家川河口の防潮堤の早期建設と八家川堤防の改修をお願いしたい。

などの意見が出ました。


これらの意見をまとめ、次回の防災訓練では、「隣保単位での避難訓練」を消防団から自主防災会へ提案したいと考えています。

訓練に参加して頂いた町委員、消防団の皆さん、雨の中ご苦労様でした。m(_ _)m

2013年8月4日日曜日

消火訓練中に女児ら 10人重軽傷 東近江市

4日早朝、滋賀県東近江市で行われていた消火訓練で、火がついたアルコールが飛び散り、6歳の女児ら10人が重軽傷を負った。 
 
現場は東近江市小脇町のグラウンドで、4日午前6時45分頃、「消火訓練中に何かが爆発して負傷者がいる」と消防に通報があった。警察などによると、6歳と8歳の女児と50歳の男性が全身に重いヤケドを負った他、7歳の小学生の男児ら男女7人が軽傷。 
 
グラウンドでは、ラジオ体操を終えた小学生から高齢者まで約150人が集まり、四角い鉄板に入れたアルコールに火をつけ、消火する訓練をしていた。しかし、火が小さかったため、男性がアルコールをつぎ足したところ、突然、火がついたアルコールが10メートルほど離れた場所にいた女児らにまで飛び散ったという。 
 

警察は、事故の状況を詳しく調べている。

あってはならないことです。

イザという時に慌てないように、実際の現場を想定し、火を用いた消火訓練はどこの自治体も実施したことがあるかと思いますが、事故が起きてはどうしようもありません。

http://itohiki-0119.blogspot.jp/2012/09/blog-post.html

糸引校区でも何年か前に糸引小学校をメーン会場にした大規模訓練が実施されたことがあったのですが、その際に火を使った初期消火訓練がありました。 その時は、消防職員の方に火の取扱いはお任せしていたと記憶しています。

今回の事故を反面教師として二度と同じようなことが起こらないよう、事前準備、打合せの徹底を図るとともに、S-KYT(消防団危険予知訓練)等を利用して、現場での怪我や事故の未然防止に努めたいと考えます。

http://itohiki-0119.blogspot.jp/2012/11/blog-post_19.html

負傷された方々の早期の回復をお祈り致します。


市民防災大学

加古川グリーンシティ 自主防災会 についての記事を投稿していたところ、先月末、匿名さんから講演会の情報が寄せられました。 広報ひめじ の8月号にも記事がありましたので紹介します。

加古川グリーンシティ自主防災会 大西賞典(オオニシ ショウスケ)さんの講演は 10/26(土)のようです。

その他の内容も参加して損はない内容だと思います。興味ある方は是非参加してみてはいかがでしょうか。(自治会の役員さんは強制参加でも良いと思います(笑))

2013年6月15日土曜日

消火栓ボックスの点検

2013年5月31日 読売新聞 朝刊

各地で同様の被害が発生しているようです。(各地の被害はこちらから ⇒

この記事の直後、東山支部の10箇所の消火栓ボックスを点検しましたが、盗難被害は確認できませんでした。ε-(´∀`*)ホッ

しかしながら、ホースジョイント口金の錆などが見受けられたり、巻きっぱなしのホースの劣化も気になることから、来月(7月)の定例会から、各消火栓ボックスの再点検を兼ねて、ホースの入れ替えを実施することになりました。

東山支部の団員の皆さん、よろしくお願い致します。m(_ _)m

他支部の消火栓ボックスは大丈夫でしょうか? 分団長から指示があったと思いますが、まだのところは早めの点検をお願いします。

2013年4月28日日曜日

加古川グリーンシティ 自主防災会

自主防災組織のあり方について参考になる動画を紹介します。

下記ビデオは、2012年1月に静岡県三島市で行われた防災講演会の模様です。講師は加古川グリーンシティ防災会会長の大西賞典(オオニシ ショウスケ)さんです。

大西さんは、1995年の阪神淡路大震災をきっかけにマンションの災害対策に取り組み、普段の生活に防災を取り入れた「生活防災」を提唱。「楽しく防災をやろう」を合言葉に地域防災力の向上に取り組んでおられます。

2007年より総務省消防庁地域安全ステーション伝道師に任命され、様々な防災関係の表彰を受けるなど、その活動は内外から高く評価されており、NHK、民放、新聞各紙で活動が紹介されています。

現在も全国で防災講演を行うなど、防災、減災を呼びかけ、精力的な活動をされております。

『生活防災』~ 防災の概念をぶっ潰せ ~


上記プレーヤー内の Next ボタン(▶▶)を押すとジャンプします。 取り敢えず、チャプター③の「自主防ってなんだ?」だけでも見てみて下さい。
 ・チャプター①(00:02:03)~ 生活防災 ~
 ・チャプター②(00:08:55)~ 新しい防災の考え方 ~
 ・チャプター③(00:19:59)~ 自主防ってなんだ? ~
 ・チャプター④(00:25:54)~ 防災を一言で ~
 ・チャプター⑤(00:38:33)~ 地域防災成功の秘訣 ~
 ・チャプター⑥(00:48:23)~ 誰を助けるか ~
 ・チャプター⑦(00:59:17)~ 要援護者とは ~
 ・チャプター⑧(01:05:49)~ 死なない対策 ~
 ・チャプター⑨(01:17:26)~「知っている」を「理解している」に ~
 ・チャプター⑩(01:29:44)~ 生活の中に防災を ~
 ・チャプター⑪(01:40:19)~ まとめ・質疑応答 ~

 ☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆.

 自主防災組織については、大西さんが指摘しておられるように、全国どこも似たり寄ったりの考え方で、行政に言われるから仕方なく、活動しない形だけというところがほとんどだと思います。 東山地区の防災組織図 ⇒ も完成しましたが、いざという時に「絵に描いた餅」にならないためには、さらなる改善が必要だと考えます。

是非、自治会役員の方にも見て頂いて、今後の活動に上手く役立てて頂きたいと思います。  姫路でも講演会して頂きたいです。 加古川グリーンシティ 自主防災会のホームページ

2013年4月13日土曜日

地震発生!

13日、5時33分 淡路島付近を震源とする地震があり、淡路市で震度6弱、南あわじ市で震度5強など、強い揺れが観測されました。姫路市でも2000年10月 鳥取県西部地震以来の震度4を記録しました。

【震源地】… 淡路島付近(北緯34.4度、東経134.8度)
【震源の深さ】… 約10km
【地震の規模】… マグニチュード 6.3
【各地の震度】… 震度6弱 ⇒ 淡路市郡家、淡路市志筑
【姫路市内の震度】

  • 震度4 ⇒  豊富、本町、網干、白浜
  • 震度3 ⇒  神子岡前、安田、林田、家島町真浦、安富町安志、香寺町中屋
  • 震度2 ⇒  夢前町前之庄






一瞬、山崎断層? 南海トラフ巨大地震? かと思いました。(゜o゜;

地割れや液状化、神社の鳥居が崩れたり、ブロック塀が倒れている映像を見ると、やっぱり怖いですよね。怪我人が何人か出ていますが、朝早かったことが不幸中の幸いだったかもしれません。

今後1週間程度は最大で震度5弱の余震に注意が必要とのことです。

最新の地震情報はこちら↓


【参考】

2013年3月5日火曜日

6分団合同訓練 ~春の火災予防週間~


春の火災予防活動 に伴う行事の一環として、林野火災を想定した六分団(妻鹿、白浜、糸引、八木、的形、大塩)の合同中訓練が白浜分署指導のもと 方蓮山一帯(通称:御旅山)で行われました。

【訓練想定】
  • 第一想定 … 播磨南西部に乾燥・強風波浪注意報が発令下の午前10時頃、御旅山山道より火災が発生し、延焼拡大中である。
  • 第ニ想定 … 海からの強風に煽られ、方蓮山山頂方向へ延焼拡大中である。(今年1月の 御旅山火災 ⇒  とほぼ同じ状況!)


画像クリックで拡大します!

第一想定側(松原八幡宮側)は、妻鹿小学校東側に妻鹿、糸引、的形、大塩分団の順に待機。

◆ 10:00 訓練開始!

大塩分団(元ポンプ)が麓の水利(消火栓)を確保。そこからホースを延長して、的形 ⇒ 糸引 ⇒ 妻鹿と中継していきます。

※ 林野火災では、水利と火元が離れているため、元ポンプだけでは筒先に必要な圧力を供給することが出来ません。そのため中継ポンプを配置し、再加圧して送水します。

◆ 的形(中ポンプ①)から糸引(中ポンプ②)へ中継。

◆ 糸引(中ポンプ②)から妻鹿(先ポンプ)へ中継。

ポンプを中継する場合、各車両機関員はポンプ車連成計を注視し、負圧にならないよう吐出圧力を調整しないといけません。

今回の想定では、筒先圧力が 0.4MPa になるよう、各分団担当が無線連絡にて調整しました。

ホースの使用圧を超える圧力が加わりそうになったら、直ぐに他の吐出口を開いて異常圧を逃がしてやります。(参考:ポンプ車用ホースの使用圧(常用最高使用圧力)は、1.3~2.0MPa となっています。)

中ポンプで中継する場合、自然水利の時のように、真空ポンプを起動する必要はありません。(元ポンプで消火栓から取る場合も同じ!)


【操作要領】

① キャブ内の e-モニタメインスイッチ を『ON』
   ↓
② パーキングブレーキを確実にかけ、チェンジレバーをニュートラルに…
   ↓
③ 運転席ハンドル右下部にある P.T.Oスイッチを『ON』
   ↓
④ 運転席速度メータ表示左に『PTO』表示が点灯していることを確認!
 (P.T.OがONになっていれば、作動音(カラカラカラ…)がします。)
   ↓
⑤ タイヤの前後に必ず車輪止め
   ↓
⑥ 中継口、吐水口ともコックを全開
   ↓
⑦ 糸引分団 吐水口へホース(65mm)をジョイントし、妻鹿分団 中継口へ
   ↓
⑧ 的形分団から延長されたホース(65mm)を中継口へジョイント


⑨ 送水開始の指示を待つ ⇒ 「送水開始!」
   ↓
⑩ 的形分団からの送水で、液晶モニタの【揚水】表示灯の点灯を確認
   ↓
⑪ スロットルダイアル回してエンジン回転数を徐々に上げて昇圧する
 (この時、連成計圧が負圧(-)にならないよう、吐出圧を調整する)

(連成計:0.10~0.15MPa , 吐出圧力:0.60MPa(max))

⑫ 「放水止め」で、ポンプ圧力を下げる ⇒ P.T.Oスイッチを『OFF』
   ↓
⑬ ホース内圧が下がった時点で、中継口、吐出口を閉め、「ホース撤収」





※※ 反省 ※※
  • 毎度のことながら、緊張感がありません。(-_-;)

  • 延長ホースの本数が決められていたため、ポンプ車の停止位置のズレやホースの伸縮、曲がり等の要素も加わり、ホースが届かないトラブル発生! 急きょポンプ車をバックさせたり、予備ホースを運搬したりして、放水開始が遅れてしまった。

※※ 今後の展開 ※※
  • 図面上でポンプ車の停止位置が指定されていたので、緊急時の一応の目安を確認することが出来てよかったですが、延長ホースの本数まで決める必要はないのでは…  余裕が有り過ぎて困ることはありませんが、足りないとどうしようもありません。( ⇒ 昨年の訓練の教訓 が生かされていません (´・ω・`)ガッカリ… 第二想定の東屋側のホースは足りたんでしょうか?)

  • 今回の部署の内容は判りますが、実際の現場ではどの部署になるか判りません。どの部署になっても対応出来るよう、延長ホース本数や各部署ポンプ車の連成計、圧力計、筒先圧力のデータなど、訓練の結果を公表してほしいと思います。

  • 入団して間もない団員は、ポンプ操作要領、特に中継要領などの知識がありません。 どの団員にも機関員を任せられるよう、署主催で「ポンプ講習会」を実施して頂けると有難いです。

2013年2月10日日曜日

命を守る合言葉「かきくけこ」

回覧板情報です。

乾燥時期にご注意を冬場は空気が乾燥しています!

今日も寝る前に火の始末夜9時~朝6時までの火災が80%以上

くらしを守るあなたのそばに防炎品 防炎動画 (←参考になりますよ(^^)v)  

煙の怖さ住警器(住宅用火災警報器)は煙式一酸化炭素中毒死が半分以上

高齢者みんなで支える火災予防家族、隣保での声掛けを!


2013年2月3日日曜日

奥山 土手焼き

毎年恒例となりました、奥山地区の土手焼きが実施されました。土手焼きの目的は、池周辺の荒廃と空気の乾燥による自然発火の防止といわれています。

消防団は、飛び火による火災を防ぐため、事前に池周辺の木々に、事後は燻っている所に入念に散水するのが仕事です。

東池

途中から風が強くなったので、飛び火しないか心配しましたが、大丈夫でした。ε-(´∀`*)ホッ


島池










参加頂いた奥山自治会の皆さん、住民の皆さん、団員の皆さん、お疲れ様でした。m(_ _)m

2013年1月27日日曜日

御旅山火事

御旅山の火事で応援出場となりました。

糸引分団は飾磨高校西側に位置し、消火栓を確保(未使用)。先に到着した白浜分団にホースを延長し、待機。 火勢が収まった19:00過ぎに延長ホースを残したまま一時撤収、御旅山東側(灘中北側)にポンプ車を移し再び待機。 消防小屋には21:00頃に帰ってきました。

10チャンネルの夜のニュースにも取り上げられていました。↓
ここをクリック! 日テレNEWS24
        ※ 動画を見るには「Windows Media Player」が必要です。
        ※ 「Windows Media Player」のダウンロード(無料)はこちらから

2013年 1月27日 読売新聞 朝刊

そして、明くる朝、延長ホースを片付ける予定で、飾磨高校に向かっていた所、上空にヘリコプター発見! おやおや … 悪い予感が…

予感は的中! 山頂付近でまだ燻っている所があるとのことで、御旅山ハイキングコース(北原側)から山頂まで新たなホースを運ぶことに… (*_*;

ところが、夜中の冷え込みで昨日の延長ホース内の残り水が凍って、ホースはバキバキ、思うように送水出来ず、えらい時間のロスに… 

山頂に向かう途中には至る所で樹氷が…\(◎o◎)/! オオッ 寒!

山頂付近は思っていた以上に焼失範囲が広く、あちらこちらで未だ燻っていました。 火元は飾磨高校北側墓地の小屋ということでしたが、強い東風に煽られた飛び火による延焼かもしれません。 

向こう側の岩場に小さく見えるのが白浜分団員です。 わかるかな?(「ヤッホー」)


署に準備頂いたジェットシューターも活躍しました。 こういう時は人海戦術ですね。





11:00過ぎにようやく鎮火。ε-(´∀`*)ホッ クタビレました。

2日間で 50mm、65mm 合わせて30本近いホースを使いました。 山火事の後のホース洗いは大変です。(;^_^A

ホースを火の見櫓に干して、ポンプ車の荷台や吸管を洗って終了です。 参加した団員の皆さん本当にご苦労様でした。m(_ _)m 


林野火災では日没後の消火活動は危険を伴うため、原則行われません。 今回も前日19:00の時点で、一時待機となり、延長ホースはそのままにして、署、白浜分団、妻鹿分団が交替での監視体制をとっていました。

ところが、夜間の寒さでホース内に残っていた水が凍り、朝の活動再開時に送水できないトラブルが発生しました。

ホース内でシャーベット状になった氷は、水圧を上げるとホース表面が凸凹になって送られていく様子が目視で確認できるほどで、傍で見ていて、破裂してしまうのではないかとハラハラしました。 仕方なく圧を下げ、ジョイントを外して氷を追い出そうとしましたが、ジョイント自体が凍りついて外せませんでした。

今回のような冬場のイレギュラーな条件では、新しいホースを延長した方が、結果として早く水を供給できたのではないかと考えます。また、ホースを放置する際も、少なくともホースジョイントは外し、ホース内に水が残らないようホースの折れをなくした状態で伸ばしておくことが大切だと感じました。 今後の教訓にします。

姫路市南東部は湿度が低く非常に乾燥し、火災が発生しやすい状況となっています。 火の取り扱いには十分注意して下さい。