2012年12月31日月曜日

子供会夜警 ~東山・兼田~

今年も大勢の子供達が夜警に参加してくれました!(^o^)

消防車で町内を一回りした後、拍子木を打ち鳴らしながら火災防止を呼びかけました。

夜警の後は恒例となっているおでんです。 今年は参加者が多く、用意していたものが全部無くなってしまいました。


兼田子供会では、町内の危険箇所を子供達の目線で発表してもらいました。 指摘してもらった所は防災マップに反映していきますので、また見て下さいね。(糸引校区防災マップへ ⇒


参加して頂いた6年生の皆さん、いい思い出になりましたか? (#^^#) 保護者の皆さんも寒い中お付き合いして頂いてありがとうございました。m(_ _)m

2012年12月22日土曜日

夜間パトロール開始

今年の火災死者数、過去2番目に 姫路で緊急会議     
 兵庫県姫路市消防局管内(姫路市と神崎郡)で今年起きた火災による死者が16人に上り、統計の残る1949年以降、過去2番目に多い死者数となることが同市消防局のまとめで分かった。このうち住宅火災による犠牲者が8割を超え、同市消防局は7日、緊急会議を開き、火の取り扱いの注意を呼び掛けることなどを確認した。 
 同市消防局によると、6日までの火災件数は241件で平年並みだが、死者数は過去最悪だった1988年の23人に次ぐ多さという。 
 死者16人のうち、13人が住宅火災で犠牲になり、午後9時~翌午前6時の就寝時間帯に7割の9人が死亡したという。年代別では60歳以上が9人だった。 
 寝たばこなど「火の不始末」のほか、ストーブの近くに置いていた洗濯物に燃え移るケースもあったといい、同市消防局は「空気が乾燥していて物が燃えやすく、ちょっとした火でも大きな火災になるので取り扱いには注意してほしい」と呼び掛けている。 
 緊急会議には同市消防局のほか、管内の消防団長ら計約20人が出席。火災の多い夜間にパトロールを実施し、火の取り扱いに注意するよう呼び掛けることを決めた。
(12月8日 神戸新聞)
ということで、 今年は前倒しで年末警戒が始まっています。(;^_^A

2012年12月16日日曜日

『消火栓マップ』 を改良しました!

既にホームページで、『糸引校区防災マップ』 を紹介しているのですが、スマートフォンで見ると、サイドバーや項目選択のスペースが邪魔して、肝心のデータがほとんど見えないことが発覚しました。 (こんな感じでした。↓ 全然あかんやん。(;´д`)トホホ…)↓


…ということで、ちょっとマイナーチェンジしてみました。(^o^)v

今回は、検索機能 を追加しました。 ご自宅の住所を入力すれば、一番近い避難所や危険箇所等を確認できます。

また、消火栓マップ については、ルート検索機能 も追加したので、火災が発生した時に、消防署から配信される 『消防緊急連絡』 メール にある 火災発生住所 を入力すれば、その地点までの 最短ルート および、付近の消火栓や消火栓BOX等の位置情報 が判ります。

シミュレーションしてみましょう!\(^o^)/

糸引校区で火災が発生すると、下記のような火災発生連絡が消防署から分団員全員に配信されます。(昔は、メールなんかなかったので、サイレンの音しか頼るものがありませんでした。便利になったものです。でも、昔の方が現場に駆けつける団員の数は多かった…かな?(;^_^A)


ホームページにある 『糸引校区防災マップ』 を開くと、次のような画面になります。(スマートフォンの画面です。)一番上の 【▼見たい項目を選択して下さい!▼】 というプルダウンメニューから、【②消火栓】 を選択して下さい。

【移動方法(車 or 歩き)】【支部(東山、継、奥山、北原、兼田)】 を選択して下さい。(初期画面は、便宜上、“車 × 東山支部” になっています。)

緊急連絡メールの 火災発生住所 を入力すると、選択した各支部から火災発生住所までの 最短ルート が表示されます。(但し、場合によっては、遠回りになってしまうことがあります。m(_ _)m)


ズームしてやると、現場付近の消火栓、消火栓BOX、消火器等を見ることができます。また、スケールバー も上部に表示しましたので、ホース(長さ20m(本))が何本必要かも判ります。この例だと、近くには消火栓が3箇所、消火器が1箇所あり、一番近くの消火栓が取れた場合、ホースは 2本+α 必要かな?

青丸 で囲んだ 緑のマークは、火災基準点(名称は勝手に付けました。m(_ _)m)で、これも、緊急連絡メールに必ず表示されます。(糸引校区の火災基準点は、全部で36箇所です。)

火災発生現場が他支部だと、住所は判っても、それがどこなのか行ってみない判らないこともあり、消火栓の位置もうろ覚えなので、現場に向う間も、到着してからも焦ることが多かったのですが、このマップを利用することによって、現場に到着するまでの間、ある程度心の準備ができますので、不安やバタバタの解消、迅速な消火活動、怪我の防止に役立つのではと考えます。

また、ポンプ車のない支部も、ポンプ車(糸引分団ポンプ車 or 消防署ポンプ車)が到着するまでの間の初期消火に利用できます。

尚、車が入れないところは、入力した住所が正確に表示されない場合があります。移動手段を “歩き” にすることで解消されますが、この辺りは臨機応変に対応下さい。

適当に住所を入力して試して見て下さい。↓(^o^)↓



糸引校区防災マップ は完成ではありません。危険情報は随時受け付けておりますので、情報がある方は、こちらのページ をご覧の上、専用フォームからお知らせ下さい。


2012年12月1日土曜日

災害時に自力で避難が困難な方へ

こんな案内が回ってきました。 どう思われましたか?


台風、大雨による冠水や土砂災害など、ある程度予測できるものについては、事前に対応出来るかもしれませんが、いつ起きるか判らない大地震の場合、登録台帳が機能して、被害者を減らすことはできるでしょうか?

例えば、二階建ての場合、倒れた家の下敷きなっている人を救助するには…

【屋根を剥がし】
【天井を剥がし】
【二階の床を剥がして】
【やっとこさ一階に閉じ込められている人】

にたどり着くことになります…。 重機なしで、どれほどの人手と道具がいるのか想像がつきません。

阪神・淡路大震災では、亡くなった方の 9割以上が、倒壊した家屋や家具の下敷きや火災など室内で亡くなり、亡くなった方の 89% は、地震発生後16分以内に死亡している(兵庫県警調べ)という現実があります。つまり、一刻も早く救助を開始しないと助からないということであり、それができるのは、ご近所(隣保)の人でしかないのです。

今年8月に実施された 自主防災組織についての打合せ の中でも、災害弱者への対応の問題で登録台帳の話が出ました。老人クラブや消防団からは、隣保単位での取り組みを推奨したのですが… どうも名簿作りに重きをおいているようでした。 (;^_^A

大地震発生 ⇒ 安全確認 ⇒ 避難勧告 ⇒ 避難所へ移動 ⇒ 点呼確認 ⇒ 未避難者確認 ⇒ 救助へ… では、助かる命も助かりません! 

登録台帳を利用して、大地震発生後直ぐに登録されているお宅へ急行するといっても、「誰が行くのか」、「何人行くのか」、緊急時のドサクサでせっかくの登録台帳も「絵に描いた餅」になり兼ねないのでは?

「大地震発生! 即避難!」ということが当たり前になっています。 大津波やがけ崩れなど、二次災害の恐れがある場合は、即避難で構わないですが、安全が確認出来れば、避難ではなく、ご近所(隣保)での声掛け、場合によっては、倒壊した家からの救助にあたることが望まれます。 緊急時に一番必要なのは、“マンパワー” です。

でも、何か “キッカケ” がないと、隣保単位で話し合う機会もないと思うので、そこは、自治会が中心となって、上手くリーダーシップを発揮してもらいたいです。