糸引分団は飾磨高校西側に位置し、消火栓を確保(未使用)。先に到着した白浜分団にホースを延長し、待機。 火勢が収まった19:00過ぎに延長ホースを残したまま一時撤収、御旅山東側(灘中北側)にポンプ車を移し再び待機。 消防小屋には21:00頃に帰ってきました。
10チャンネルの夜のニュースにも取り上げられていました。↓
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2013年 1月27日 読売新聞 朝刊 |
そして、明くる朝、延長ホースを片付ける予定で、飾磨高校に向かっていた所、上空にヘリコプター発見! おやおや … 悪い予感が…
予感は的中! 山頂付近でまだ燻っている所があるとのことで、御旅山ハイキングコース(北原側)から山頂まで新たなホースを運ぶことに… (*_*;
ところが、夜中の冷え込みで昨日の延長ホース内の残り水が凍って、ホースはバキバキ、思うように送水出来ず、えらい時間のロスに…
山頂に向かう途中には至る所で樹氷が…\(◎o◎)/! オオッ 寒!
山頂付近は思っていた以上に焼失範囲が広く、あちらこちらで未だ燻っていました。 火元は飾磨高校北側墓地の小屋ということでしたが、強い東風に煽られた飛び火による延焼かもしれません。
向こう側の岩場に小さく見えるのが白浜分団員です。 わかるかな?(「ヤッホー」)
向こう側の岩場に小さく見えるのが白浜分団員です。 わかるかな?(「ヤッホー」)
署に準備頂いたジェットシューターも活躍しました。 こういう時は人海戦術ですね。
11:00過ぎにようやく鎮火。ε-(´∀`*)ホッ クタビレました。
2日間で 50mm、65mm 合わせて30本近いホースを使いました。 山火事の後のホース洗いは大変です。(;^_^A
ホースを火の見櫓に干して、ポンプ車の荷台や吸管を洗って終了です。 参加した団員の皆さん本当にご苦労様でした。m(_ _)m
林野火災では日没後の消火活動は危険を伴うため、原則行われません。 今回も前日19:00の時点で、一時待機となり、延長ホースはそのままにして、署、白浜分団、妻鹿分団が交替での監視体制をとっていました。
ところが、夜間の寒さでホース内に残っていた水が凍り、朝の活動再開時に送水できないトラブルが発生しました。
ホース内でシャーベット状になった氷は、水圧を上げるとホース表面が凸凹になって送られていく様子が目視で確認できるほどで、傍で見ていて、破裂してしまうのではないかとハラハラしました。 仕方なく圧を下げ、ジョイントを外して氷を追い出そうとしましたが、ジョイント自体が凍りついて外せませんでした。
今回のような冬場のイレギュラーな条件では、新しいホースを延長した方が、結果として早く水を供給できたのではないかと考えます。また、ホースを放置する際も、少なくともホースジョイントは外し、ホース内に水が残らないようホースの折れをなくした状態で伸ばしておくことが大切だと感じました。 今後の教訓にします。
姫路市南東部は湿度が低く非常に乾燥し、火災が発生しやすい状況となっています。 火の取り扱いには十分注意して下さい。
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